淡水の生きもの

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※展示生物は、時期によって変更になることがございます。

淡水の生きもの

九十九島には佐々川、相浦川、江迎川などの大きな川が流れ込んでいて、九十九島の豊かさを支えています。 それらの川の周辺は水田が広がり、用水路や池がたくさんあります。そして川や用水路、池には魚やエビ、貝類などがすんでいて、多様性を保っています。

豊かさの源「佐々川」
豊かさの源「佐々川」

国見山を源流に、長崎県の北部を流れる佐々川は、県内で最も長い川で、九十九島に流れ込んでいます。河口は干潟が広がり、カニやゴカイ類、貝類の格好の生息場所となっています。栄養豊富な水を、九十九島に運び、たくさんの生き物をはぐくむ佐々川は、九十九島の豊かさの源となっています。

自然と人の共存「クリーク」
自然と人の共存「クリーク」

クリークとは、田んぼへ水を引くための用水路のことです。人がつくった人工の造作物ですが、そこは、様々な生きものたちが生活する場所となり、自然と人との共有物となっています。佐世保周辺のクリークではミナミメダカやチチブなど、貴重な生きものたちの生息も確認されています。